WordPressでCSSをバックアップする方法

  • 2023年1月26日
  • 2023年6月16日
  • Tips

インストールしたテーマにCSSを追加しようとするときに、間違った修正を入れてしまい、復旧までに数時間かかったというケースをよくききます。

  • ちょっとオシャレにしたかっただけなのに、他のページデザインがおかしくなった!
  • そもそもページすら表示されなくなった…(白紙状態に…)

実はこれ、私の体験談なのですが、バックアップを取らずに油断して編集したところ、このようになって大変な目にあったということがありました。。
※しかも、白紙状態にしたときは本番環境だったので、かなりヒヤヒヤものでした。。

なので、バックアップは必ず取りましょう!!ということを声を大きくしていきたいために、この記事をご用意しました。
簡単なものから難しいものまで、方法はいくつかありますので、順にご紹介していきます。

Webサーバーのファイルマネージャーからダウンロードする

契約しているWebサーバーでファイルを参照できるサービスがありますので、そこから必要なファイルをダウンロードする方法です。

例えばXServerですと、ファイルマネージャというものがありますし、さくらインターネットでもコントロールパネルから参照することが可能だったりします。

cssの在り処は、「wp-content⇒themes⇒テーマ名⇒css」に入っていることが多いです。
Webサーバーによってwp-contentの前にpublic_htmlが登場するなど、若干違ったりすることもありますが、慣れればすぐ参照できるようになりますし、キーワードで検索すればヒットしますので、そこからダウンロードしてみてください。

私個人的には、これが一番やりやすくて簡単かなと思っています。

プラグインを利用する

WordPressのプラグインを利用してバックアップを取るのもおすすめです。
代表的なものとして、BackWPupがありますので、こちらの使い方を紹介していきます。

BackWPupをインストール

プラグインを追加の画面で、BackWPupを検索し、インストールする。
※すでにインストールされた環境でキャプチャをとっているので、ボタンの表示が「有効」となっていますが、新規追加の場合は「今すぐインストール」と表示されます。

左側のメニューでBackWPupにカーソルをあて、ジョブを選択する

ジョブ画面で新規追加ボタンを押す

一般タブの編集

ジョブに名前をつけるだけでOK

スケジュールタブの編集

「WordPressのcron」を選択して、バックアップスケジュールを選択します。
あとはデフォルトの設定でバックアップが取れますので、変更を保存すれば設定完了です。

バックアップファイルのダウンロードと復旧

左側のメニューからバックアップを選択すると、アーカイブの一覧が出てくるので、ダウンロードしたいファイルのところにカーソルを当ててダウンロードする。

ダウンロードファイルを解凍して確認

zipファイルを解凍すると、Wordpressのファイルがすべてダウンロードされますので、CSSを編集して不具合が発生したときには、ここから復旧させましょう!

FTPソフトを利用する

FFFTPやFileZillaなど、FTPプロトコルでファイルを送受信できるようにするためのソフトを使うという手もあります。
初期設定させしてしまえば、必要なファイルをワンタッチでダウンロードすることも可能になるのですが、初期設定のために必要な情報を集めるのが少々面倒に感じられるかもしれません。
ただ、それさえ乗り越えてしまえば、わざわざブラウザを立ち上げる必要がなくなりますから、楽といえば楽!
こちらの設定手順もぜひご覧いただきながら、参考としてみてください。

XServerの場合

ホストの設定名

FFFTPを立ち上げたときに表示されるホスト一覧の名称をここに入れる形となりますので、自由に設定してもらって大丈夫です。

ホスト名(アドレス)

XServerを契約したときにメールで届いた「サーバーアカウント設定完了のお知らせ」に記載されている「■対象サーバーアカウントに関する情報」の中から、サーバー番号を見つけて設定する。

ユーザー名

XServerを契約したときにメールで届いた「サーバーアカウント設定完了のお知らせ」に記載されている「◆『サーバーパネル』ログイン情報」の中から、サーバーIDを見つけて設定する。

パスワード/パスフレーズ

XServerを契約したときにメールで届いた「サーバーアカウント設定完了のお知らせ」に記載されている「◆『サーバーパネル』ログイン情報」の中から、サーバーパスワードを見つけて設定する。

ローカルの初期フォルダ

FFFTPを立ち上げてサーバーに接続したときに、自身のパソコンで表示したいディレクトリ(フォルダ)を指定する。

ホストの初期フォルダ

FFFTPを立ち上げてサーバーに接続したときに、サーバーで表示したいディレクトリ(フォルダ)を指定する。
管理しているWebサイトのドメイン名(ここでいうとlevcareer-tech.com)を指定すると手間が省けますが、複数管理している場合は空欄にして、開くフォルダを都度変えるという形もいいでしょう。

さくらインターネットの場合

ホストの設定名

FFFTPを立ち上げたときに表示されるホスト一覧の名称をここに入れる形となりますので、自由に設定してもらって大丈夫です。

ホスト名(アドレス)

サーバーを契約したときにメールで届いた「[さくらのレンタルサーバー]仮登録完了のお知らせ」に記載されている「《契約サービスの接続情報》」の中から、FTPサーバ名を見つけて設定する。

ユーザー名

サーバーを契約したときにメールで届いた「[さくらのレンタルサーバー]仮登録完了のお知らせ」に記載されている「《契約サービスの接続情報》」の中から、FTPアカウントを見つけて設定する。

パスワード/パスフレーズ

サーバーを契約したときにメールで届いた「[さくらのレンタルサーバー]仮登録完了のお知らせ」に記載されている「《契約サービスの接続情報》」の中から、サーバパスワードを見つけて設定する。

ローカルの初期フォルダ

FFFTPを立ち上げてサーバーに接続したときに、自身のパソコンで表示したいディレクトリ(フォルダ)を指定する。

ホストの初期フォルダ

FFFTPを立ち上げてサーバーに接続したときに、サーバーで表示したいディレクトリ(フォルダ)を指定する。
管理しているWebサイトのサーバー名(ここでいうと/home/FTPサーバ名)を指定すると手間が省けますが、複数管理している場合は空欄にして、開くフォルダを都度変えるという形もいいでしょう。

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