プログラミングをはじめるにあたって

  • 2022年8月19日
  • 2023年6月16日
  • Notes

プログラミングをはじめるにあたって、パソコンが必要なのはわかるんだけど

どんなツールが必要なの?
どれくらいの性能が必要なの?

という点で迷う方も多いのではないかと思っています。
物価高でPCの値段も高騰していますし、試行錯誤して選んだはいいものの、「これで本当に大丈夫なのか?」という心配が拭えない方もいらっしゃるのではないかと思っています。

ここでは、そんな心配が最小限となるようプログラミングに必要なスペックの情報をまとめました!

プログラミングに必要なツール
●必要なパソコンのスペック

を知っていただくことで、いいスタートを切れるように準備していきましょう!

プログラミングに必要なもの

プログラムを組んで実装するというのは、とてもハードルの高いことをやるように感じることと思います。

高額な専用ソフトを買わないといけないんじゃないか
相当長い時間の訓練が必要なんじゃないか

あたかも初期投資が必要で、特別な能力が必要なように感じるプログラミング。
でも、実際はそんなことありません。

一般公開するためには、また別の作業が必要となりますが、はじめることは簡単にできますので、どなたでもスタートを切ることができます!

もちろん、ものによっては専用のソフトが必要だったりしますし、スラスラ書けるようになるためには、時間をかけて訓練していく必要もありますが、簡単なものであれば、構文を守って書くことができれば、テキストエディタ(例:メモ帳)で作成することも可能なくらい、シンプルなものです!

例えばHTMLファイルだと、テキストエディタに書いて、そのプログラムに合うファイル形式(.html)で保存すると、ブラウザですぐ確認出来たりしますし、装飾がきいたWebサイトをつくりたいという場合には、CSSファイルを作成して、HTMLファイルと連携させ、フォルダ構成(ディレクトリ構成)を整備するだけでできますし、少し知識を身に着ければ、簡単にプログラミングが出来るようになります。

そもそもプログラムとはなにか?

ひと言でいうと「機械が理解できるコトバ」と考えていただければ分かりやすいかと思います。
機械は、それを読み込んだ通りのことをやってくれるわけですが、その「処理してくれるコトバを書けた!」と感じることが大きな一歩につながるわけです。

例えば、下記の内容をテキストにコピーして、sample.htmlという名前で好きなところに保存してみてください。

<html>
<body>
Hello!World!
</body>
</html>

これを既定のブラウザで開くと、このように表示されるはずです。

表示された方、おめでとうございます!
これでプログラマーの仲間入りです!(Webデザイン界隈ではコーダーとも言うそうです。)
当然、あつかう言語にもよりますが、このようにすぐ結果が反映されるタイプのものは達成感を感じやすいですね。

HTMLの作成がプログラミングかどうかという論争を見かけることがありますが、実際に書いたものを機械が認識してページが表示されるという点で見ると、プログラミングの一つと考えてよいと思っています。

このように、プログラミングというのは、身近にあるツールを使うだけで、簡単にはじめることが出来るわけです。
何も難しいことはありません。

パソコンに必要なスペックは?

プログラミングに必要なのはパソコン!というのは言わずもがなですが、どれくらいスペックが必要なのかというのは気になる点です。
また、これから買うという方にとっては、初期費用に関わる部分になってきますので、参考になるかと思います。

OSについて

OSはWindowsでもMacOSでもどちらでも大丈夫ですが、開発ツールの互換性を考えなくていいという点と、初期費用の点においてWindowsかと考えています。
ただし、iOSアプリをつくりたいという場合はMacOSが必須となりますので、ご注意ください。
また、Windows10ですと、自宅でやるような場合はHome EditionでOK。
企業に入って常駐でやることがある場合は、企業にあわせたネットワーク設定を求められることもあるので、Professinal Editionがよいと思います。
※といっても、特殊なネットワーク設定を求められるようなところで、個人用PCの接続を許すというのはちょっと考えにくいですが…

必要スペック

内部ストレージはSSDが必須!

CPUやメモリの性能が多少劣るものであっても、ドライブがSSDというだけで速度が全然違います。
SSDにしておくだけでも動作速度のストレスはほぼ解消されるので、ここは必須としてよいと考えます。

CPUはベンチマークスコア5,000以上のものを選ぼう

CPUはIntelのものだとi3やi5、i7というキーワードがつくものをよく見かけますが、この数字が高ければ性能がいいとは限らないので注意が必要で、ベンチマークスコアを基準にすることが大切です。

<CPUベンチマーク>
https://www.cpubenchmark.net/

例えば、上記のWebサイトで測定すると、このような違いがあります。
Intel Core i7-7500U @ 2.70GHz…3,667
Intel Core i5-8250U @ 1.60GHz…5,919

では、このスコアを見て、どれくらいのものを買えばいいのかという点で考えたときに、どんな作業をしたいのかというのがポイントになります。

プログラミングをやる場合は、テレワークをやるという前提で考えると、5,000以上のものを用意しておくとよさそうです。
実際、私は「Intel Core i5-8250U @ 1.60GHz」を使っているのですが、動画編集やDreamweaverでのWebサイト開発、PhotoShopやIllustratorで画像編集したりも出来ているので、5,000以上というのは目安として信頼いただきやすい数字かと思っています。

なお、テキストだけでやるよ!という場合は、3,000~4,000台のスコアのスペックにして初期費用を落とすというやり方もありでしょう。

メモリは8GBもあれば十分

メモリについては、8GBもあれば十分です。
4GBだとネットサーフィンや、Excel作業など簡単な作業をするのであれば十分ですが、多少重たいソフトを入れる可能性があることを考えると8GBは確保しておきたいなと考えています。

はじめるハードルは低い

PCを購入する分の初期費用はかかりますが、プログラミングがテキストでも出来るということから考えると、はじめるハードルはとても低いです。
「プログラミング=難しい」という思い込みや、「プログラミングはよく分からない」という食べず嫌いさえ外れてしまえば、いつからでもはじめることが出来ます。
この記事が、はじめの一歩を踏み出すきっかけになると幸いです。

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