やってみよう!と志したはいいものの
「本当に仕事が取れるんだろうか」
「請け負った仕事をやり切れるか」
など、新しいことをはじめると様々な不安が押し寄せてくることがあります。
未経験で一からやり始めたのであれば尚更で、未来へ向けたスモールステップを描きにくいということもあるのではないでしょうか。
ここでは2つのことを抑えられるように、まとめてみました。
・どうしたら仕事が取りやすくなるかが分かる
・独立までのワークプランが組めるようになる
ぜひ参考としていただければと思います。
スタート位置から考える基本戦略
新卒から挑戦する場合
新卒からの挑戦は、もはやどんなことでも出来ると言っても過言ではないでしょう。
これまでに培った能力や人とのつながりでフリーに活動するもよし、大学や専門学校で専攻していなかったとしても、適正があればチャレンジすることも可能です。
実績が薄くても伸び代で評価される新卒特権を活かして、やりたいことの出来る場所にチャレンジするというのは、とても大切です。
もちろん、大手SIerや、その他の大手IT企業に就職するとなった場合は、ある程度学歴もしくは学生時代の実績が必要になるかもしれませんが、個人としても生きていけるようになることを意識して過ごすのであれば、自分のやりたい方向に近いルートをどんどん探して実現していきましょう。
また、ひと言で”IT企業”といっても、さまざまなジャンルの会社があるということだけは抑えておく必要があります。
開発がやりたいといっても、プロダクトをつくる会社と、お客様からシステム開発を請け負う会社では全然違いますし、請け負い系の会社では元請けなのか下請けなのかでまた違います。
まずは就職という形でいくのであれば、ここはよく調べておきましょう。
ここでしっかりと経験を積んで個人の信用を上げることが出来れば、独立までのイメージも立てやすくなります。
早ければ早いほどいいです。
キャリアチェンジして挑戦する場合
いままでITとは異なる世界で働いてきたけども、ここから一念発起して挑戦していきたいという場合は、いまの仕事をつづけながらやるのか、辞めて時間をつくるのかにもよりますが、いずれにしてもお金や時間に制約がかかる人が多いかと思います。
もちろん、仕事をしないで一点集中するのが上達への最短ルートですが、そういう方はごく少数だと思うので、使える時間が限られてる場合にどうするかを上げていきたいと思います。
詳しい人に教えてもらう
身近に詳しい人がいるのであれば、その人に頼るというのもいい手です。
何からやればいいのかもわかりますし、自分で調べながらやる手間が減る分、学びに集中しやすくなります。
謝礼をお支払いするかどうかは、その人との人間関係にもよるかと思いますが、効率的に学ぶための選択肢として抑えておくといいでしょう。
プログラミングスクールにいく
周りに詳しい人がいない…という場合は、プログラミングスクールに通うのもありです。
こちらの場合は高額になるケースもありますので、金銭事情と、何を学びたいかによって選ぶとよいかと思います。
どこから仕事を獲得するか?厳選3選
クラウドワークス
クラウドワークスは、定番中の定番となるクラウドソーシングサイトで、専門性の高い人材が集まっている印象が強いです。
その分、いい条件の案件は、ある程度経験の高さとスキルの高さを兼ね備えた人か、フリーランスとしてしっかり時間を確保できる人が獲得できる印象があり、実績と時間を兼ね備えられればいい条件を掴めるチャンスがあるかもしれません。
このことから、副業には少し向かないように感じていまして、案件がないわけではないのですが、「短時間で高収入」とか「かんたんに続けられる」といった詐欺案件に近いものもあり、「実績をつくりたいんだけど、あまり時間がない…」というダブルワーカーが厳しい目にあう可能性があります。
それであれば、より安心して案件を獲得できる場で修行を積むということを第一に考えて、以下の先をお勧めしております。
▼クラウドワークス▼
https://crowdworks.jp/
リベシティ
YouTubeで200万人を超える登録者数を誇る両学長が運営するクローズドなコミュニティで、会員となるための月額費用(1,000円~)は発生するのですが、お金の学びを深めつつ、スキルをシェアして共に向上していこうとする人たちが多くいらっしゃいます。
この中には”リベ大ワークス”という案件を受発注できるサービスがありまして、これから独立に向けて走り出すという方が、Webサイト(ブログ)をつくりたい、動画をつくってほしい、◯◯の使い方をレクチャーしてほしいなど、いろんな案件があります。
この中で経験と実績を高めつつ、クラウドワークスなどの高収入案件につながるところにチャレンジしていくというプロセスもありかと思います。
▼リベシティ公式サイト▼
https://site.libecity.com/
なにもフリーランスや副業ばかりではない
プログラマーとして仕事を取るということを考えたときに、フリーランスとして案件を獲得したり、ココナラで自分が出来ることを提供するという手もありますが、”年収を上げる”という側面で考えるのであれば、会社内での立ち位置をアップさせるということや、転職に向けた準備として学びを深めるというのも手のひとつです。
会社にシステム部があるのであれば、そこに転属して(長い目で見て)年収アップを狙うのもいいでしょうし、システム部がなかったとしても、会社専属のシステム担当になるというのもひとつでしょう。
特に後者においては、会社内で唯一無二の立場になれる可能性があるので、アピールの仕方によっては、大きな昇給を狙える可能性もあります。(もちろん、会社の方針にもよります)
仮に昇給を見込めないのであれば、転職活動をして年収をどこまで上げられるかを把握しつつ、次のステップを狙っていくのもありでしょうし、何も独立して勝負するというばかりが手ではありません。
ご自身の状況を鑑みながら、どのような選択肢がベターかを選んでいきましょう。
<会社員、フリーランス比較>
|
会社員 |
フリーランス |
収入 |
固定収入がある |
固定収入がないので、ハマれば青天井 |
時間 |
決められた労働時間があり、自由度が低い |
労働時間が決まっておらず、自由度が高い |
社会的信用 |
高い |
低い |
人間関係 |
決まった人と働くので、いい人にハマるかどうかがカギ |
好きな人と働けるが、ひとりで仕事することが多い
職人気質の人に向いてる |
まとめ
ITに関わる仕事で自分の人生をつくっていくとなると、フリーとして独立することをイメージしがちですが、決してそうではないと思うと、肩の力が抜ける方もいらっしゃるのではないでしょうか?
フリーとして案件を獲得するのか、会社員として案件を獲得するのかでは、大きな違いが出てきます。
どちらの方がやりやすいかを検討した上で、学びを深めていきましょう。
もちろん、そうなるまでの道のりでは努力が必要になりますが、時間を有効に使ってご自身がやりやすいスタイルを確立していくことが、長期的な目線で大切になります。
いま適当にすごして「あれ?こんなはずじゃ…」となる前に、「大変だったけど、やってきてよかった」と思える人生をすごせるよう、時間を使っていきましょう!