プログラミングを始めるといい年齢1選

  • 2022年9月27日
  • 2023年6月16日
  • Notes

社会人もプログラミングの知識を…と言われるようになったものの、「こんな年齢から学んだって遅いんじゃないの?」と思ったりする面もあるかと思います。
これは、小学校でプログラミングが必修科目となったことから、「早ければ早いほどいい」と思い込みやすくなったところがあるのかもしれません。
たしかに、その分、ロジカルなものの考え方が身についたりする部分はあるかと思いますが、いざ仕事として請け負うとなると、また違う要素が必要になったりもしてきます。
お客さんとの打ち合わせ(仕様のすり合わせ)、開発メンバーとの作業分担など…開発とは別にコミュニケーションスキルが大切だったりすることを考えると、仕事を継続してもらえるかどうかは技術力ばかりではない面もあります。


とはいえ、プログラミングという特殊な作業をするとなると、特別な知識が必要になる面もあるわけで、スタートする年齢によっては覚えられるかが不安になる方もいらっしゃれば、新しいことをやり始めることへの不安を感じる方もいらっしゃるかと思います。
そういうケースを含めて、いつからが最適かが気になるところかと思いますがズバリお答えしますと…
「人による」
というところが正確かと思っています。

なぜ人によるのか?

それは、はじめるタイミングが人それぞれだからです
「これもっと知りたい!」「楽しい!」と思うようになるタイミングが何歳だったか。
「やってみたいなー」と思ったタイミングが何歳だったか。
違いはこの一点だけだと思っています。


ただ、「これをやり始めよう!」となったときに、そこに一点集中しやすいのは幼児や小学生で、年齢が上がり、やることが増えてくる毎に集中しにくくなるという側面はありますので、その点の有利不利はあると思いますが、「やりたい!」という強い熱意さえ持ってしまえば自分のものにできるというのが私の考えです。
ゲームをしたり、飲みに出たりして「楽しい!」という感情が湧き出ると、昼夜構わずすごしてしまうことがあるように、強い熱意を持つと、そうして時間を過ごすのと同じ感覚で取り組めるのではないでしょうか。
「これいいなー!」と思った瞬間から探求する気持ちを胸に人生を変える一歩をつかむ
そんな一歩を踏み出してみていただければと思っています。

動機も人それぞれ、だけど注意したいのは…

プログラミングスクールに通ってでも学びたい!と思う動機も人それぞれですが、注意したいのは、やり始める動機の起点が「ねばならない」になっていないかということです。
会社に言われたから覚えなきゃいけない
次の現場で使う言語がPythonだから絶対に覚えなきゃダメだ
など…

[speech_balloon_left1 user_image_url=”https://levcareer-tech.com/wp-content/themes/muum_tcd085/img/common/no_avatar.png” user_name=””]そんなこと言ったって「仕事なんだから仕方ないじゃん!」[/speech_balloon_left1]

と思うかもしれませんが、これがモチベーションを落とす”落とし穴”になります。
なぜか?

それは、受動的な動機で動こうとすると、最初は多少無理ができても、徐々に動けなくなることが多いからです。

「〇〇しなきゃ…」は受動的なパターンで多い

「〇〇しなきゃ」というのは、自発的なようで、実は受動的だということに気がつきますでしょうか?
※自発的に行動していて、作業の優先順位を決められてないというケースもありますが、ここでは省きます。

誰かに与えられたミッションをクリアするために、「あれもやらなきゃ…これもやらなきゃ…」と整理できない状況に陥り、時間にものをいわせて作業を進めるものの、いずれエネルギー切れを起こすというパターンです。
指示待ちするのが当たり前でいると、自発的にやっていることなのか、受動的なのかということを考えずにマヒすることもありますが、知らずの内に行動の主導権を失ってしまい、”やれてる感”だけで動いてしまうものです。


本を読んで学びはしたけど、行動が伴わずに結局現実は変わらないということと同じで、自発的に動いているようで受動的になっていると、動くエネルギーを自分で発現することが出来ず、いずれ燃えつきるわけです。
なので、本当に動機が自発的なのかを確認する必要があります。
これを確認するテクニックとしては、「なんで◯◯したいの?」3〜5回繰り返してみるというのがあります。

自発的行動確認テクニック

例えばこんな感じです。

【ターン1】
なんでPhythonを覚えたいの?

仕事でつかうから(受動的な動機)

【ターン2】
なんで仕事でつかいたいの?

お金を稼ぎたいから

【ターン3】
なんでお金を稼ぎたいの?

家族を養いたいから

【ターン4】
なんで家族を養いたいの?

みんなの笑顔がみたいから

【ターン5】
なんでみんなの笑顔がみたいの?

それを見るのが楽しいから(自発的になりやすい動機)

ここで必ずと言っていいほど出てくるのが「お金を稼ぎたいから」ということだったり、「家族のため」というキーワードです。
ただ、この場合、動機が「お金」というツールや「家族」という他者になっていることに注意が必要で、これプラス、自分が楽しいと思えること、やりたいと思える動機が見つかると最高です。

つまり、自発的動機 + 受動的動機 = 100 というのが程よく行動できる割合なのではないかと考えており、自分のため<50%> + 家族(他社のため)or その他の物のため<50%>という形にはまると、より行動しやすくなるのではないかと見ています。
※それぞれが50%というのは、あくまで肌感覚での話なので、人によって割合の感覚は異なると思いますので参考まで。

最も重要なのは「つづけること」

こうして自発的な動機と受動的な動機を組み合わせることで、自分から行動しやすい形をつくり出しやすくなりますが、最も重要なのは、これを継続することにあります。
人間、同じようなことをし続けていると飽きがくることが多いです。
飽きがきたときにパタっとやめるのか、ペースを落としてでも行動し続けていくのかでは、結果がまったく異なります。
やり続けて深めていくほど、よりハイレベルなビジネスパーソンになれますので、ペースを考えながら自分らしい未来をつくっていきましょう!

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